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作品名:「SagaV 神氣学園滅神傳」 作者:ジン 竜珠

第50回 あとがき・1
「神氣學園滅神傳」、読了いただいた皆様、誠に有り難うございました。
 前回のものから、インドの行者だのチベットの密教僧だの、西洋魔術師だのが出てくる「世界ビックリ人間大集合」と、それに繋がる要素を削ぎ落とし、残った骨組みだけをアレンジしたら、思った以上にコンパクトなものになってしまい、ここまで短くなるなんて、実は私自身がものすごいびっくりしているぐらいなんですが、まあ、こういうのもありかなって思います。

 これにて、黄泉津大神と「御柱(ミハシラ)」をめぐる物語は完結となりましたが、竜輝たちの物語は、私の中でまだまだ続いていきます。ご紹介するかどうかは、それこそ「別の話」ではあるんですが。

 さて。本編では「金丹がどうのこうの」という展開をさせました。道術なんかが記載してある「抱朴子(ほうぼくし)」には、いろいろと記述がありますし、実は「金丹」が最上のものではないという説もあるんですが、このあたりは追求すると本当にややこしい話になるので、あっさりと「金丹」で仙人になれる、という前提で話を進めました。詳しい方にはちょっと物足りなかったのではないかと思います。

「ビックリ人間」関係で落とした設定を少々。七支刀は、ヨーガでいう「スシュムナー管」「イダー管」「ピンガラ管」そして「七つのチャクラ」を、西洋魔術でいう「中央の柱の技法」と「生命の樹」を、仙道でいう「衝脈(しょうみゃく)」「任督(にんとく)二脈」と「任督二脈にある主要六竅(字が化けるかも知れないのでひらがなを書くと、六つの『きょう』)」を、それぞれ象徴することになっており、最終的にはシヴァ大神(たいしん)の持つ「三叉戟(さんさげき……ピナーカ)」に「変身」する、という展開を考えていました。

 書かなかった、というか、書かない方がいいかな、と思ったことが一つ。それは、竜輝たちの担任で冥神の一人である碧海凉(あおみ りょう)と、同じく冥神の一人・屋敷穂津深(やしき ほづみ)との確執っていうか、一方的に穂津深が抱いている感情です。当初、考えていたのは、凉は栂の、いわゆる「憧れの存在」であり、それに対して、穂津深が勝手に嫉妬している、という立ち位置を考えていたんです。この作品においては、個人的なコンセプトですが、いわゆる「脇役」には複数のドラマを、または深く掘り下げられそうなドラマを背負わせない、というのがあったので、これはカットしました。栂が絡んで来ますから。


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