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作品名:「Saga T 神氣學園封神傳」 作者:ジン 竜珠

最終回 あとがき
 神氣学園サガ第壱部・封神傳、皆様のおかげで、無事完結できました。いかがだったでしょうか? 本作は、もともとこの「神氣学園サガ」は、かなりマニアックでハードなR−18を予定してたんです。主人公は「神条 美悠璃(しんじょう みゅうり)」「神条 珠璃(しんじょう じゅり)」の双子の姉妹。神条家の先祖は、かつて天宮家の先祖とともに、ある土地に邪神を封じます。時が流れ、その土地には女子校が設立されます。そこに異様な気配を感じた神条姉妹は転校し、事件の解決に乗り出す、そんな話でした。
 しかし、より多くの方に読んでいただきたいとの思いから、R−18ではない、普通の作品にすることに。しかし、その時点では第一部は、かなり「形」になっていました。そこから作り直すよりは、ばっさり削除した方がかえって混乱もないだろうと思って第一部は丸々削除したんです。ちなみにその時のタイトルは「神氣学園冥神傳(しんきがくえんみょうじんでん)」。といっても本作の冥神との繋がりはありません。文字通り「冥府の神」を巡る物語という意味です。
 そういえば、美悠那はちょっと誤算のあるキャラクターでしたね。現在の形にした時、ヒロイン候補にしていたんですが、全然、動いてくれませんでした。「道士」という設定だけでなく性格的なものもある程度引き継いだ珠璃と違い、美悠那は設定を一新しましたからね。実は美悠那も途中で「力」に目覚めるという展開も考えていたんですが(ミハシラの「金丹もどき」に適応して力が目覚める、みたいなことを考えていました)、全体的な雰囲気・キャラクターのバランスなどを考えて、それはとりやめにしました。なんか、彼女については、もうちょっといろいろ考えてあげてもよかったかな、と思うんですが、別に竜輝のことが好きというわけではないし、竜輝も美悠那のことは友だち以上には考えていないので、動かしようがなかったです。

 さて。書かなかったこと、というか、書く必要がないと思ったので書かなかったことが一点。紗弥が浦田のことを「小物」の「俗物」で、「手に負えない」と評し、「野心を抱くな」と言った理由です。「小物」ということは、底が浅くたいした働きは出来ないだろう、ということ。「俗物」ということは、考えていることが「俗」すぎて見え透いているということ。野心を抱くのは悪いことではありませんが、「小物」の「俗物」ゆえ、よく考えたり根回しもせず動くことが考えられること。それによって自身が窮地に陥るのは勝手ですが、まわりや、場合によっては「お世話になった方」にまで迷惑をかける怖れがあること。しかも、「小物」故、そこまで考えが及ばないこと。だから「手に負えない」と評したわけです。
 つくづく、浦田は私そのものですな(笑)。
 あと、一つ書き漏らしたこと。麗亜の耳目の分身である「蝶」です。五年前の、宗師の放った咒の影響及び「父を失った」というトラウマから、以前ほど使えなくなっており、菱盛山(学園の北東にある山です)で術の修練をしていたところを、偶然ビデオに撮られてしまった、ということなんです。それを「事情を知る者」に知られた場合、目的を阻まれてしまうかも知れないと考え、麗亜はビデオと記憶の隠滅を謀ったということなんです。

「SagaEX」「SagaU」「SagaV」にもおつきあいいただけましたら、幸いです。


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