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作品名:2改シンラ 作者:ぷーでる

第8回 魔物の侵入
 
 大蛇が鏡池を穢してから、
 鏡村で異変が起こり始めていた―

 シンラは、心残りなのか再び、
 元鏡池だった、ヘドロ沼近くへ行った……

 ゴツッ!(シンラの頭に何かが当たった)

 「イタッ?」
  シンラは、頭を手で押さえた。

 「あーら、手が滑ったわ!」
  何処からか、甘ったるい女の声。
 
 「誰だ?」
 シンラがムカッと、きて後ろを振り向く。

 そこには、ピンク肌で
 コウモリ耳の女が立っていた。手には、石がある。

 その女が腰に手をあてて、威張りながら……

 「シンラ、ここから先は魔界の姉妹地よ!」
 「はあ?何だと!」シンラは、冗談じゃないと、キレる。


 ―魔物だ、北の魔窟から海を越え入って来やがった―
 ―とんだ疫病神が来てしまった―


 魔物女が、
 「シンラの姉大蛇が、
   この池に血を入れたからね」と ニヤリとし、
 
 「アンタが我神屋敷のトイレ掃除をして
       綺麗にしちゃうから、入り込めなかったしぃ」と、
                   イヤミ、タラタラ全開でグチグチたれる。


 魔物や餓鬼は、汚れた所が好きだ。
 
 汚物をエサにして入り込む。周りを汚染させて 
 陣地を拡大させる。純潔な魂を喰らう。

 そうやって魔力をアップさせていく性質があった。



 「ふざけんな!出て行け!」シンラは、イライラした。
 

 「ケケケ……」
 コウモリ耳女が、二つに割れた舌を出して笑う。


 「おまえ、名前は?」
  シンラが、睨む。

 「乱実(ラミ)よ」
 「すげー生々しい名前だな……」

  シンラは、青ざめた。


 「シンラこそ、馬鹿げた名前じゃない」


 乱実とシンラが、
 睨みあっていたら、気色悪笑いが、耳に飛び込む。

 「ヒヒヒ、シンラいくら粘ってもムダだ!」
 

 突如、頭上から冷たい声が
 したかと思うと、木の上から、
 緑肌の男がシンラの前に飛び降りてきた。


 「俺は、巳泥(ミドロ)。おまえと違って頭は冴えている」
 「何だ、それは?僕がバカだとでも言うのか!」
 
 シンラは、歯をギリギリする。
 
 「魔物の俺達に、頭を下げるがいい。そうすれば賢いと認めてやろう」
  巳泥が、豚の様に、鼻息を荒くしてふんぞりかえった。

 「何だと?」
 シンラは、ますます焦る。

 

 「シンラはババァに、
    頭下げているじゃねえかよ、
        

      あっちに頭下げるより、
          俺達に頭下げた方が賢いってんだよ!」

 

 巳泥が、いきなり、シンラに泥をぶつけてきた。

 
 「ぶっ!」
 シンラの顔面に、泥がかかり、顔を振った。


 侮辱され、霊力が半減する―


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