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作品名:2改シンラ 作者:ぷーでる

第4回 遂に決着

 右近と左近は、ここぞとばかりに
 大蛇に喰らいついた。

 もう口を開ける事も
 出来ないのだから、後は殺るだけなのだ。

「ガーッ!」
「ガガガガ!」
(二頭の狼が、唸り声をあげている)

 大蛇は、くねって、もだえ苦しむ。
   両アゴに刺さった神剣を抜こうと
        暴れるが余計に深く刺さった。

 その間に、二頭の狼の牙の猛襲が続き
   大蛇の身は裂かれ、黒い血が噴き出た。

 「いい気味だ、苦しめ……」
 シンラは、大蛇を睨み微笑した。

 『おのれ!ネズミがっ……許さぬ、許さぬ!』
 今度は、大蛇が心から訴えた。

「シンラ……まさか、おまえが、ここまで恐ろしいとはな……」
 その様子に、フチは思わず震撼せずにいられない。

 やがて、大蛇はあまり暴れなくなった……

 シンラは、グッタリした大蛇の
          そばへやってくると
            アゴに貫通した神剣を、抜こうとした。

 ところが、なかなか抜けない。
     シンラは、大蛇の下アゴに
       足を引っかけて、更に強く引っ張った。

 「クソッ!抜けねぇよ……」
 シンラが、イラッとしていると……

 「我々も手伝いましょう!」
 口を血だらけにした、二頭の狼が大蛇の頭を咥え、引っ張った。
 
 と、その時だった―

 ズボーッ……と神剣が勢いよく抜ける。
   と、同時に大蛇のアゴから、黒い血がズバズバ吹き出た。

 シンラは、大蛇の噴き出る黒血を、浴びて―
       神剣を抜いた衝撃で後ろに吹っ飛んだ。
                二頭の狼も同時に吹っ飛ぶ。

 「シャアアアァァッ!」と大蛇が叫んだ。

 何と大蛇が黒血を流血させて、赤い月夜に舞い上がっている。
 蛇体をうねらせ「覚えていろ、誰かに憑依してでもお前を喰う!」と。

 赤い月をバックに舞い上がった大蛇は、やがて落下する。

 「おお?マズイ!マズイぞ!」
  フチが落ちていく、大蛇を見て叫ぶ。

 「え?どういう事!」
  シンラは戸惑う。

 「シンラ、大蛇を鏡池に落としてはイカン!」
  と、フチ。

 「……」
 シンラは、言葉がない。

 「追え!大蛇を……」
 フチは、シンラをせかす。






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