小説&まんが投稿
 ようこそゲストさん トップページへ ご利用方法 Q&A 操作マニュアル パスワードを忘れた
 ■ 目次へ

作品名:改 1 シンラ 作者:ぷーでる

第6回 シンラの嘆き

 フチは遂に激怒した、突如疾風の如く物凄いスピードで
 走る。そのまま、いきなりシンラをフッ飛ばした。
 
 


 人間であればいい年をした老婆だが、
        仙人なので半端じゃない。
 
 
 シンラは、勢いよくうつぶせに倒れて
          畳にキスしてしまった。
 
 
 一瞬、何が起きたのか
    分からなかったらしく
 
     驚きつつも起き上がる。
       でも怪我はしていない・・・・・・

 

 「ああ、何てひどい事を!僕は
   今まで方々道に迷い歩いて、飢えている。
 
  それなのに人間達は、汚いだの
   気持ち悪いだの言って殺そうとする。

   でも、あなたは僕の魂が見えた。どうか
    この哀れな僕を同情してやっておくれちゅう!」
 
 

 シンラは、フチにかなわないと思うと
            嘆いてすがった。
 
 
 「このバカもんが!身も心も穢れて腐りきった
         おまえなど誰が同情するものか?」

 
  フチは、シンラがふざけ過ぎだと思う。
 
 

 「何ですって?ひどい!あんまりだ!
   散々人間に嫌われても、必死で健気に生きて
     頑張ってきた!それが何故分からないんです!」
 
     
    シンラは悲痛になる。
 
 
 「いい加減にせんか?おまえは何故人間に
       嫌われるか考えた事があるのか!
         自分勝手で図々しくして何が健気だ!」
 

 
  フチは、シンラが物分り悪いと
              イライラ。
 
  
 「自分勝手じゃない、好きな様に生きるのが
    僕の生きがいだっちゅう〜!自分を捨てる方が
               よっぽど自分勝手でちゅう!」
 
 
 シンラは、個性は大事だとばかりに、
     カッとなって牙をむいて怒った。


← 前の回  次の回 → ■ 目次

■ 小説&まんが投稿屋 トップページ
アクセス: 1327