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作品名:改 1 シンラ 作者:ぷーでる

第26回 決闘

 「シンラ様、神剣です」
 
 茶狼(右近)が何処からか鞘に収まった神剣を
 出してくわえ差し出した。
 
 「え?これを……」
 シンラは、神剣を受け取り驚く。
 
 

 「普段、鏡山の宮殿に奉納されているんですが、
      これを扱えるのはシンラ様しか扱えない様です―」
  
    と、言うワケで神剣を手に四階屋敷へ向かう事に。
 


 「シンラ様、何処へいくのです?階段はこっちですが―」
 

  グレー狼(左近)がシンラは
      部屋の縁側から出て行こうとしているので
                     思わず声をかけた。
 


 「中の階段から行ったら、バレバレだろ?正面から行くバカがあるか」
  シンラは、呆れながら窓から外へ出た―
 

 外は、相変わらず赤い月が闇を不気味に照らしている。
               陰が活動するのに相応しい環境だ。

 赤く怪しい光は夜空の星の
          輝きを滅ぼす。
 

 屋敷の裏側に、貧相な非常階段が五階まで続いていたので
             シンラは、そこから四階を目指して駆け上がった―
 

 『ギシギシ……』(階段がきしむ音)
 「ちょっとヤバイ……?」シンラは、途中で心配になる。
 

 で、後ろを振り返ったら―
 

 「おーほほほ!みいつけた〜!」
  何と背後から、階段を破壊しながら大蛇が追いかけてきていた。
 



 「わっ?いつからいるんだよ!!!!!」
 シンラは、大蛇を攻めるつもりが追いかけられていた。
 

 「ネズミが、部屋から出た時からよお〜!」
  大蛇が嘲笑う。
 

 「だぁぁっ〜?」
  シンラが絶叫。
 


 『ガラガラ、バリバリー』と
  階段が崩壊して、遂にシンラの足元まで
                   崩れ去る……
 


 「さあ、お口に落ちておいでぇ〜!」
  大蛇が、大きく口を開けた―
 

 「くっ!」
 シンラは、大蛇の口元へ落下していく―
  

 シンラは、咄嗟に神剣を抜いた―
 

 その時、大蛇の狙いがずれた―
 

 狼二頭が、大蛇の尾に咬みつき動きを止めたからだ。
 

 シンラが振り下ろした神剣が、大蛇の喉元から腹にかけて切り裂く―
 


 「ギャー!!!!」
 大蛇が断末魔をあげる―
 

 『ざくーっ……』(大蛇の腹が神剣で裂ける音)
 

 神剣によって、大蛇の腹が切り裂かれた―
            黒い血が、辺りにほとばしる―
        

 シンラは、地面に足から見事に着地した―
 

 決着はついたかの様に見えたが……


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