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作品名:改 1 シンラ 作者:ぷーでる

第24回 腹が減っては戦えぬ

 『かちゃりっ、ジャラン……』
 『かしゃっ、カラン……』
 


 屋敷の裏庭で繋がれていた、
          二頭狼の鎖が音を
               たてて外れて地面に落ちた。
 



 「お、解除されたぞ?」とグレー狼(左近)
 「だが、首輪は解除しなかったな」と茶狼(右近)
 


 「おまえ達……」
  

  そこへ、立ちはだかったのはフチだった―
           五階部屋から、瞬間移動で来たのだ。
 

 「ははーっ、フチ様っ!」
  二頭の狼が、フチの前で土下座する。
 
 「仕事じゃ、シンラをケージから出して
           大蛇を倒してもらうのだ―」
 
 フチは、二頭の狼に命令する……
 

 「ははーっ!……」
  二頭の狼は、忠実に返事をしたが―
 

 『どさーっ』
 『ばさっ』
 

 二頭の狼は、いきなりバッタリ地面に倒れた。
 

 「何を倒れておる、バカモノ!」
 フチは、罵倒する。
 

 「申し訳ございません、飯抜きの故、霊力を使い果たしました」
  グレー狼(左近)が地面に倒れ、ヒイヒイと情けない声。
 


 「たっく〜……これだから畜生は!」
 フチは、仕方なく豪華(料理の鬼神)に豚肉を持ってきてもらう。
 


 「申し訳ない!ではいただきますっ!」
 「私も、いただきます!」
 

 茶狼(右近)・グレー狼(左近)は、豚肉に食らいついた。
 


 「ガフガフ!」
 「ぐおっ!」
 

 二頭の狼は、歓喜のあまり唸る。食べ終えると―
 

 「うおお〜霊力が復活しました〜!」
 「ご馳走様でした〜!」
 

 茶狼(右近)とグレー狼(左近)が感謝の雄叫び。
 


 「血なまぐさいのぉ〜……」
 フチは、獣臭さに困惑した。


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