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作品名:改 1 シンラ 作者:ぷーでる

第23回 危機を救えるのは


 フチは、畳の間で術を唱えた。
 この危機的状況を打開するのは、何かと―
 

 空間に大きな鏡が現れた―
 


 「それは、シンラ様です―シンラは世を統括する者―」
 鏡が、そう答える。
 


 「なんとー?あんな我がままネズミが何故―?!」
 フチは、呆然とした―
 

 「シンラ様は、穢れなき美しき神の魂―」
  鏡は、正々堂々と伝える。
 

 「やめてください、貪欲ネズミのせいで
        今ここは、危機的状況なのですっ!」
 

 フチは、思わず身震いした。
 

 「美しき神の姿は目には見えぬもの―」
               と、鏡は冷静に答える。
 

 「シンラは、畜生に過ぎないのだ」フチは、頭を抱えた。
 

 「それでは、フチ様が何とかしてください―私にはシンラ様でなければ
 救う手立てはないと信じております」
 
 鏡は、少し笑って。


 「なんじゃと?」
 フチは、慌ててワケを訊ねるが、鏡はもう、うんともすんとも答えない。
 


 「はて、どうしたら良いものか―」
 フチは、頭をクラクラさせ部屋を言ったり来たりした。
 


 部屋のランプの灯りが、ユラユラとしている中で―
 

 「もう、綺麗事を言っている場合ではなさそうだ!」
  フチは、決心した―
 


 「右近、左近解除!」と、言霊を放つ。


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