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作品名:改 1 シンラ 作者:ぷーでる

第16回 高級弁当のナニが悪い?

 「ああ、美味しかった!ご馳走様でした〜」
  シンラは、お腹がいっぱいになり満足していた。
 
 

 「当たり前じゃ、あんな高級弁当を食いおって!」とフチが呆れ顔。
  
 

  その足元で、左近が土下座の態勢のまま動けずにいた。
  「ああ、なんたる失態……!」と、ブツブツ謝罪し続けている。
 
 

 「こんな時代に、卵や肉を沢山詰めた
          贅沢弁当をよく作れたものだ……      
                     弁当屋は大当たりだな!」
 
  
 フチは、文句ぶうたれ放題。この時代、卵や肉はまだ高価だった。
 
 
 

 「フチ様、何怒っているの?僕は今幸せな気分だ」
  シンラは、ネズミだから経済事情なんて知る由もないのだろう。
 
 

 「全く、物の怪め……では、次へ参るぞ!」
  フチが腰をあげた時―
 
 

 「すみません、あの……」
  シンラが、モジモジ。
 
 

 「はぁ、今度はトイレか?」
  フチは、またガクッとなった。シンラはネズミだが、トイレは覚えた。
 
 

 「行ってくるね」
  シンラは、その場を後にした―


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