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作品名:詞書 作者:橘 紫綺

第1回 桜の精
 絵師見習いは駆けていた。逸る想いに突き動かされて、知らず知らずのうちに駆けていた。
 それまで毎年会えていた娘に会うために。
 この三年、会えなかった。

『あの娘に会わぬが良いぞ』

 毎年のように訪れていたその地で、毎年のように体調を崩し、高熱を出して休養を余儀なくされていた。
 何故この地にやって来ると体調を崩すのか?
 育ての親であり、絵の師匠の翁は看病しながら満開の桜の絵を描き上げた。
 もしや、土地が合わぬのか――と、何度か置いて行かれそうになるたびに、しかし、絵師見習いは断固として付いて行った。
 行きたいのだと、見たいのだと。会いたいのだと訴えて。
あの桜の下で出会った娘と約束したのだと――と言うことは告げぬまま、あの桜の元へ行きたいのだと。
しかし三年前。いつもの如く体調を崩し倒れ込んだ時だった。慌てて駆け寄って来た師匠の他に近づく者がいた。薬の行商人だった。
その行商人は、絵師の様子を見て告げたのだ。
あの娘に会わぬが良いぞ――
絵師見習いは体が跳ねるほどあからさまに動揺したが、師匠には何のことか伝わらぬようだった。
 一体何のことだと師匠は問い、行商人は答えた。
 結果、絵師見習いは桜の時期閉じ込められるようになった。
 蔵に閉じ込められ、泣いても喚いても脅しても恨んでも、蔵の鍵が開けられることはなかった。
 だが、今年は違った。
 師匠が死んだ。
 兄弟弟子たちが悲しみに沈む中、絵師見習いは歓喜した。
 もう、邪魔をする者は誰もいない。閉じ込められていた事情を知る者はどこにもいない。
 会いたい。逢いたい。早く速く会いに行きたい。
 衝動に突き動かされ、絵師見習いは喪に服さねばならぬ中、屋敷を飛び出していた。
 これまで描き溜めた絵を持ち、誰にも行き先を告げぬまま、二度と戻らぬ覚悟で飛び出した。

 果たして娘は待っていてくれるだろうか?
 今年も待っていてくれるだろうか?

 一歩、一歩、近づく度に、歓喜の心はしぼんで行った。
 代わりに膨れ上がる不安と恐怖。

 もしも誰も居なかったら。
 よくも今更来よったなと詰られたら。

 考えるだけで胸が締め付けられた。苦しかった。
 あの桜のように淑やかで華やかな娘の笑顔が見たかった。
 今年も来たよと会いに行けば、眼を輝かせ花が綻ぶような笑みをくれたあの娘。

 前方に広がる白や薄桃色に色付く山。
 その中に、あの娘はいた。
 眼を閉じずとも思い出せた。
 何度も何度も思い出し、何枚も何枚も描き表した。
 桜に愛された娘。桜の精の如き美しき娘。
 初めて見付けたのは十年前。
 師匠が絵を描いている間、お前も描けと促され、どこぞに良い場所はないものかと桜の中を歩き回っていた時だった。
 どこもかしこも桜・桜・桜。見上げても見下ろしても、見渡す限りどこもかしこも桜色に染め上げられていた。
 白だった。桃色だった。一重も八重も枝垂(しだれ)桜も。ありとあらゆる桜が一堂に会す土地だった。
 一陣の風が桜を舞い上げた。
 咄嗟に顔を庇った絵師見習いは、次の瞬間、目を丸くして驚いている娘と眼を合わせることとなった。
 童時分の絵師見習いは、物の見事に娘に目も心も奪われた。
 娘の方も驚いたまま、二人は暫し見詰め合い、声を掛けたのはどちらが先だっただろうか。
 気が付くと、絵師見習いは娘の好きな桜の絵を描いていた。
 時が経つのを忘れるほど、絵師見習いは娘と話しながら絵を描くのが楽しくて仕方がなかった。
 師匠が絵師見習いを呼びに来ると、娘も慌てて姿を消した。
 それを三日も続けると、絵師見習いはいつも床から起き上がれぬほどの熱を出し、動けぬようになっていた。
 毎年毎年、同じことを繰り返した。
 師匠はどうしたものかと頭を傾げたが、気にせず今年も参りましょうと、絵師見習いは誤魔化しながらも娘に会うために同行した。
 年に一度、桜の咲く間だけ。短い時を惜しむように絵師見習いは娘に惹かれ、想いを寄せ、互いに愛を育んだ。

 いつか共に色々な場所を回ろう。

 熱く語る絵師見習いの申し出に、娘は悲しそうな、諦めたような、何とも寂しげな笑みを浮かべて『そうですね』と返すに留まった。
 その顔を見て、絵師見習いの胸は締め付けられるような苦しさを覚えた。
 自分の誘いが信じられていないと思ったから。

 必ず。必ず共に行こう!

 娘の手を取り、その眼を見詰め、絵師見習いは力強く訴えた。
 娘の眼が動揺に揺れた。唇が言葉を紡がぬようにキュッと噛み締められた。
 直後、強い風が吹き付けて――
 絵師見習いはあり得ないと分かっていても、風に吹き飛ばされた桜吹雪が自分の体を通り抜けたような感覚を覚えていた。
 これまでにない強い喪失感に目の前は暗くなり、熱を奪われ地面に倒れた。
 それから三年。絵師見習いは娘と会えずに終わっていた。
 必ずと約束を交わしておきながら、翌年から今まで顔すら見せずにいた。
 一体どう思っていただろう。
 やはり口約束だけかと恨んでいるのではなかろうか?
 信じずに良かったと安堵しているだろうか?
 会えなかった日々。桜が散った後に会いに行くも一度として会えなかったあの娘。
 違うのだと伝えたかった。偽りなどではないのだと伝えたかった。

 辿り着いた桜の世。この世ならぬ優美な世界。
 はらりはらりと桜が散り下り、降り積もった桜を蹴散らして、絵師見習いは駆け続けた。
 疲れなど感じていなかった。どこもかしこも同じ景色に見える幽玄の世界の中で、絵師見習いは『その場所』を目指して駆けた。

 どうかどうか。居ておくれ。
 会えなかった私を許しておくれ。

 泣きそうになりながら、絵師見習いは駆けた。しかし――

 ああ。やはりか……

 絵師見習いは感じていた。
 桜の散り方が尋常ではなかった。
 目的の場所へ近づくにつれ、はらはらと視界を遮らんとするかのように降っていた。
 桜が張り付き、『通り抜ける度』に、襲い来る喪失感。
 何かが体から抜けて行った。ガクリと膝が崩れそうになった。
 それでも、絵師見習いは足を止めなかった。
 会いたかった。何としても、逢いたかった。
 約束が偽りなどではなかったと伝えるために。
 誓いが偽りなどではなかったと伝えるために。
 迎えに来たのだと。共に行こうと伝えるために。
 胸が苦しかった。息が出来なかった。眼の前が暗くなる。
 視界は遮られ、行く手が阻まれる。いい加減に邪魔だった。

「邪魔だ! どけ!」

 手で桜を薙ぎ払う。
 どけどけどけどけ。邪魔をするな。前を開けろ。消え失せろ!
 怒りでもって力を補い、大地を踏み締め蹴り出して。桜を掻き分け娘の元へ。
 会いたい。逢いたい。ただただ、逢いたい。
 その綻ぶ笑顔が見たかった。心地良い声を聞きたかった。
 身に纏う桜の匂いを嗅ぎ、温もりを感じたかった。
 視界を覆う散り桜。叩き付けて来る桜吹雪に娘の顔が写って消える。
 初めて出逢ったときの驚きの顔。翌年も来てくれたのかと喜んでくれた顔。外の世界に興味を示したときの顔。師匠の風景画を勝手に持ち出して来たと知り心配してくれた顔。逢いに来てくれるのを楽しみにしていたと嬉しそうにしていた顔。悪戯っ子のような笑み。可愛らしく口を尖らせた不満顔。無茶をして木に上り、落ちて腰を打った時の怒った真剣な顔。
 どれもこれも、何度も思い出して描き出した娘の顔が、次から次へと写し出されては消えて行く。瞼を閉じれば何度でも思い出せる。
 だが、絵師見習いは直接見たかったのだ。思い出の中の娘ではなく、実物の娘と出逢いたかった。言葉を交わしたかった。温もりを感じたかった。
逢えなかった三年間。恋い焦がれて焼け死ぬのではないかと本気で思った。気が狂うのではないかと本気で思った。既に、何もかもが遅かったのだ。初めて出逢ったあの時に、絵師見習いは全て娘に奪われていた。
それでも別段構わなかった。むしろ、何もかもを奪われて、共に居続けられたらそれで良かった。だから共に行こうと誘ったのに――
あの悲しげな顔が桜吹雪に写り込む。ともすれば泣き出さんばかりの顔だった。
もしかしたら泣いていたのかもしれなかった。光の加減で目尻が白く輝いて、あたかも水滴(なみだ)が光ったように。

 私はただ、喜ばせたかっただけなのに!

 何故あのとき娘はあんな顔をしたのか。あんな顔をさせたかったわけではない。
 それがもし、あの薬の行商人が告げた理由だったとしたら――
 そんなもの、どうでも良かった。
 あのとき娘は言ったのだ。いつか一緒に行けたらよいと。だからこそ、

「迎えに来た! 迎えに来たぞ!」

 絵師見習いは娘の名をあらん限りの力で叫び、手を伸ばした。
 その手を、まさか掴まれるとは思わなかった。
 桜吹雪の中から伸びて来た手。掴まれた腕が引っ張られ、絵師見習いが歓喜の笑みを顔に浮かべた次の瞬間――絵師見習いは自分の体から抜けてはいけない物が抜ける感覚を怖気と共に感じていた。

   ◆◇◆

 漆黒の闇の中、絵師見習いは仰向けに漂っていた。
 まさに漂っていた。
 一体ここはどこだろうと言う当たり前の疑問が浮かんだ。
 次に感じたのは寒さだった。
 寒かった。とにもかくにも寒かった。体の芯から冷え切っていた。
 だが、体は指一本動かなかった。
 表情一つ動かなかった。
 体は何一つ動かなかった。
 そんな自分を、絵師見習いは離れて見ていた。
自分で自分を見ていた。
 そして知る。闇の中に漂う自分。その上からはらりはらりと散る桜の花びらが、一枚。また一枚と通り抜ける度に寒さが増していると言うことを。
 闇に舞う桜。死へ誘う美しき世界。
 絵師見習いは『描きたい』と思ってしまった。
 自らの命を掠め取る散り桜を眺めながら、そんなことを思った自分に気が付いて苦笑が漏れた。
 嗤うしかなかった。あまりにも馬鹿馬鹿しかった。
 目の前で自分の命が奪われつつあると言うのに、考えたことがこの様を描きたいと言うこと。
 絵など描いている場合ではなかった。
 自分はここへ何をしに来たのか。娘に会いに来たのではなかったか。

 一体私は何をしているのだ――

 何も出来なかった。拒絶されたのだ。

 私はただ、共にいたかっただけなのに――

 涙が後から後から湧き出した。
 目の前の自分の目尻からは涙など出ていない。
 見ている自分の眼から流れ出ていた。冷え切った体の中で、唯一涙だけが熱かった。
 会いたい逢いたいと、ここに来ても痛切に願った。
 たとえその娘が人ならざるものだったとしても。
 魔性の者に魅入られたと言われたとしても。
 娘と会うたびに桜に生気を吸われ、そのせいでいつも体調を崩し倒れ伏す羽目になっていたと知らされたとしても。
 それでも絵師見習いは逢いたかったのだ。閉じ込められていた間も、ずっとずっと、逢いたかった。
 師匠は魔性の者から絵師見習いを守るために閉じ込めた。
 だが、絵師見習いは逢いたかったのだ。
 あの薬の行商人は言った。『桜の精に魅入られている』と。
 だが、それが何だと言うのか。

 この気持ちは私だけの気持ちだ。誘われたものだとしても、私のものだ!
 私はあの娘との誓いを果たしたいのだ! 共に各地を巡り、あの娘の笑顔を見たいのだ!
 ただそれだけなのに、ただ共にいたいだけなのに!
 生気が欲しければ吸い尽くせばいい! だが、その代り、私と娘の邪魔をしないでくれ!

 叫べば叫ぶほど、散り桜は桜吹雪となり絵師見習いを貫いた。
 貴様如きに娘をやれんと言わんばかりに降り注ぐ。
 熱が奪われ、視界が奪われた。
 徐々に見える範囲が狭まって、寒さ以外の震えが絵師見習いを襲った。
 極寒の寒さと共に喪失する命。その残りを示すかのように視界が狭まる。
 死ぬのだ――と、絵師見習いは悟った。
 刹那、得も言われぬ悪寒に襲われた。
 恐ろしかった。悔しかった。嫌だった。
 死ぬことではない。あの娘に二度と会えぬことが。絶対に見(まみ)えることがなくなると言うことが。
 もしもこれが本当に終わりなのだとしたら――

 もしもこれが本当に終わりなのだとしたら! 最後にもう一度だけ! もう一度だけ会わせてくれ!

何故? と、涙に滲んだ声で問い掛けが返って来たのはそのとき。
桜吹雪が一瞬にして弾け飛んだ。
意識が吹き飛ばし掛けられ、堪らず顔を覆う。
そして見る。闇に漂う自分の傍らに立つあの娘を。
最後に会った時から三年分成長した美しき娘を。
今にも泣き出しかねない顔の、あの娘を。
ああ……
必至に娘が泣くのを堪えていると言うのに、絵師見習いははらはらと涙を零した。
 冷え切っていた心に熱が籠った。
 あのときと同じだった。初めて会ったあのときと。
 突然襲い来た桜吹雪が去ったその後で、絵師見習いは出逢ったのだ。
 逢いたかった――
 我知らず、絵師見習いは伝えた。
 あのときと同じように、一瞬で絵師見習いの心は娘に奪われた。
 伝えずにはいられなかった。
 
 逢いたかった。ずっとずっと、逢いたかった。逢えなかった三年間、ずっとずっと恋い焦がれていた。何枚も何枚も君を描いた。逢いたくて逢いたくて。会えない代わりに君を描いた。
 裏切ったわけではない。騙したわけでもない。私は真実、君と共にここを出て、いろんな場所に連れて行きたかった。でも、君の正体が師匠に知られてしまって閉じ込められて、逢いに来られなかった。すまない。本当にすまない。きっと君を傷付けてしまっただろう。私をさぞや恨んだだろう。今更やって来て何なのだと腹立たしいかもしれない。でも、私は君に会いたかった。本物の君と逢いたかった。

――何故?

 初めて出逢ったあの時から、私は君に心を奪われていた。
 傍から見れば、魔性の者に魅入られただけだと言われるだろう。
 だが、だとしても、あの広い桜の森の中で私は出逢ったのだ。運命だったと私は思っている。
 出逢うべくして出逢ったのだと。

――その度に命を吸われていたとしても?

 目の前に漂う絵師見習いの体に手を付き、俯きながら問われるも、後悔など何一つないと、絵師見習いは清々しい気持ちで伝えた。

――私は人間ではないのに?

 構わないと、絵師見習いは微笑んだ。

 私は『君』と過ごした日々が大好きだった。

 それを伝えられたことが、何よりも満足だった。
 冷え切っていた体は熱を持っていた。寒さなど欠片も感じなかった。
 あの娘が居るから。見えているから。一緒に居られるから。
 あの娘に看取られて逝けるのなら、それはそれで構わない――
 そう、絵師見習いが己の死を受け入れたときだった。

 ――――い。

 娘が囁いた。
 何と囁いたのだろうかと、絵師見習いが小首を傾げて見せれば、

 ――あなたを、死なせない。

 泣き笑いの顔が絵師見習いを見た。

 ――ワタシがあなたを生かします。あなたと共に――

 直後、娘の姿が端から桜の花びらと化して崩れ去る。
 再び渦巻く桜吹雪に襲われたとき、絵師見習いは顔を覆い――

   ◆◇◆

「おい。大丈夫かい、お前さん」
「!!」
 見開いた視界に飛び込んで来たのは見知らぬ老人と、その後ろを彩る満開の桜。そして、その間から覗く青い空。
「…………私は、生きているのか?」
「本当に大丈夫かい、お前さん」
 呆然と呟く絵師見習いに、その老人は心底心配そうに声を掛け、
「今、人呼んで来るからよ、そこでじっとしていろよ」
 両手で寝ているように指示して駆けて行く姿を見送って、絵師見習いは思い出していた。
 桜吹雪に襲われる瞬間の娘の言葉を。

 ――あなたと共に居たいから。

 その一言に、どれだけ絵師見習いの心が震えたか。だが、歓喜の表情を浮かべ斬る前に、娘は続けた。

 ――でも、ワタシは行けない。あなたを死なせたくはないから。生きていてほしいから。だから――お別れです。

 直後に桜吹雪は絵師見習いを襲い、現実の世へと押し出した。
 絵師見習いは何も考えられなかった。
 その顔に、体に、はらりはらりと散った桜が落ちて来る。
 じわりと視界が滲んで歪む。
 胸が、苦しかった。
 赤子のように体を丸め、絵師見習いは声を殺して涙を流した。
 それを慰めるかのように、ふわりふわりと頭に下りる桜の感触。
 本来感じるはずのない感触に、絵師見習いは見た。
 泣きじゃくる童を宥め寝かしつけるかのように、頭の上に膝を折り、優しく優しく頭を撫でる娘の姿を。
 その白く冷たい指が絵師見習いの火照った頬を日と撫ですると、不思議と熱が奪われて。
 見上げた先で娘は笑んだ。とてもとても優しい微笑み。
 見た者の心までが癒される優しい微笑み。
 その姿が青空と桜に重なり滲めば、絵師見習いは手を伸ばし――
 ぽたりと冷たい水滴(しずく)が一つ。
 娘の姿が消えた後、視界を占めるのは青空と満開の桜たち。
 一体どこから水滴が落ちて来ると言うのか?
 夢幻かと、水滴の落ちた手を見て見れば、手の甲に張り付いていたのは一枚の桜の花びらで。
 絵師見習いは、己が手を包み込み、己が口元に運んで囁いた。


 ――君の熱 散りゆく桜 攫いけり そこに写るは 微かな水滴

 その囁きを聞く者は誰もいない。
 だが、絵師見習いは受け取ったのだ。娘の熱い想いを宿した一枚の花びらを。
 生きていてくれることを喜び、たった一粒の涙を零して消えたその想いを。
 これは私だけの想いだと、誰にも取られぬようにと、ただただ強く想い、眠りに付いたその上に、桜ははらりはらりと散り積った。


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