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作品名:腐蝕ノイローゼ 作者:葦原瑞穂

第3回 独立の大地
有縁不辺の浜に降り立ち
彗星の破片と星の砂に足を埋め
凍り付く漆黒の天球を臨む

以ってここより過去を見透さば
開闢より現在に儚い因果の意図を掴む

全てここからは内心の世界
我、歩み往く独立の大地

反音――過ぎ去る時の景色
眩視――夢感空漠の夜目の只中

その序章
未だ語り明かされざる匿白
それを今、―――――

人の足
一つ、二つ、三つ四つと
只々、此岸の果てに広がる大地を
達せらるることのなき神への意志を
不穏、悲哀の胸中に秘め

進み、尚進む
限り無き、終わりなき
だが閉ざされし絶界の境地

故に尚往く独立の大地


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