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作品名:no title 作者:葦原瑞穂

第7回 見濁の光
夕暮れが夜闇に変わる頃

一人ビルの底を歩いていると

四角く切り抜かれた空より

一筋の光が降り注いだ



かつての幻影が

現実を手にした瞬間の事



時は逆流し

真実が頭上に顕現する

移動する人々から魂は抜かれ

巨大な舞台装置の街は止まる



音が消え

ネオンも消える

人の手による世界が終わり

再び悪霊達が動き始める



三十二番街のメイン通りに

我々の集められたその場所に

意思の手が下される

人間達は皆膝を折り

天を仰ぎ 天に祈る



再び街は移動を始める

終焉の暗示は末世の邪心


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