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作品名:孤児(ダルジュロス) 作者:葦原瑞穂

第4回 4
ある夕景に

突如として雷鳴の轟き渡り

燃ゆる炎を沈静せしめ

芥藻屑を洗い流す



街の薄暗き中にあり

飛沫が足元を濡らす

水滴は絶えず躰を流れ

汚水は何処へと流れ去る



やがて薄雲の霧散せし彼方に

濃紺色の夜空の立ち出でるに

清められたネオンは輝き

再び遥かなる天体を求める



子は窓より外を眺め

庭を打ちつける驟雨を見つめる

天の先に何者が潜むのか

もうすぐ母が帰ってくる


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